[ Home | Newsletter | Products | Customers| Shopping | Network | About Us ]

English version, please click here.

MLT Newsletter

September 2002

 

カリフォルニア州でオーガニック、自然食材・製品を扱うスーパー

Headlines

1

ジュピターショップ
チャネルTV−日本
ペタルマ・チキン
「ロージ−」を紹介 

 


7月4日午後6時8分からTVショッピング放送で有名なShop Channel局の番組でロージーを原料とした「オリーブオイル漬け」「ガーリックオイル漬け」「バターレモンステーキ」のギフトセットを紹介.....

2

日本での食品の安全
問題には依然として
様々な課題が

 


1) 輸入製品に使用される過剰な農薬投与やBSE問題が山積みの課題に.... 

2) 米国: ペタルマ社が主張するオーガニック基準についての考え方(同社プレスリリースより)....


  


1.
 ショップチャネル−ペタルマチキン、ロージ−を紹介

 オーガニックチキンを原料に3つの料理製品

7月4日午後6時8分から24時間TVショッピングの放送を流しているショップチャネル局の番組で、純正オーガニックチキン、ロージーを原料として作った次の3つの料理済の製品 
...商品説明

「オリーブオイル 漬け」

「ガーリックオイル漬け」


「バターレモンステーキ」

のギフトセットを約10分間紹介しました。三品のセットで3,900円です。


 


 

  クリックでプレビュー表示 クリックでプレビュー表示 クリックでプレビュー表示 クリックでプレビュー表示  クリックでプレビュー表示  クリックでプレビュー表示 クリックでプレビュー表示

 


 
2.
 日本での食品の安全問題には依然として様々な課題

 

日本: BSE問題や輸入製品の過剰な農薬使用(厚労省ホームページより)

「牛海綿状脳症(BSE)関係」(2002年度分索引の一部)


<牛海綿状脳症(BSE)の検査結果、確定診断結果等>
○2002/08/27更新 牛海綿状脳症(BSE)の検査結果について [new!!08/27] 08/27
○2002/08/26掲載 牛海綿状脳症(BSE)確定診断の結果について [new!!08/26] 08/26
○2002/05/13掲載 牛海綿状脳症(BSE)確定診断の結果について

<ウシ等由来物を原料として製造される医薬品、医療用具等>
○2002/03/28掲載 ウシ等由来物を原料として製造される医薬品、医療用具等に係る回収等状況の公表について(平成14年3月25日現在)
○2002/02/28掲載 ウシ等由来物を原料として製造される医薬品、医療用具等に係る回収等状況の公表について(平成14年2月25日現在)
○2002/01/31掲載 ウシ等由来物を原料として製造される医薬品、医療用具等に係る回収等状況の公表について(平成14年1月28日現在)

<牛海綿状脳症(BSE)の検査に係る専門家会議>
○2002/08/26掲載 第6回牛海綿状脳症(BSE)の検査に係る専門家会議の開催について [new!!08/26] 08/26
○2002/05/13掲載 第5回牛海綿状脳症(BSE)の検査に係る専門家会議の開催について

<BSE問題に関する調査検討委員会>
○2002/04/03掲載 BSE問題に関する調査検討委員会報告(PDF)
○2002/04/03掲載 BSE問題に関する調査検討委員会報告(要約)(PDF)
○2002/03/26掲載 第11回BSE問題に関する調査検討委員会の開催及び傍聴について
○2002/03/19掲載 第8回BSE問題に関する調査検討会委員会の概要について<暫定版>
○2002/03/19掲載 第7回BSE問題に関する調査検討委員会提出資料
○2002/03/18掲載 第7回BSE問題に関する調査検討委員会議事録
○2002/03/15掲載 第9回BSE問題に関する調査検討委員会の開催及び傍聴について
○2002/03/04掲載 第7回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について<暫定版>
○2002/03/01掲載 第8回BSE問題に関する調査検討委員会の開催及び傍聴について
○2002/02/14掲載 第6回BSE問題に関する調査検討委員会議事録
○2002/02/19掲載 第6回BSE問題に関する調査検討委員会提出資料
○2002/02/19掲載 第6回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について<暫定版>
○2002/02/14掲載 第7回BSE問題に関する調査検討委員会の開催及び傍聴について
○2002/02/14掲載 第5回BSE問題に関する調査検討委員会議事録
○2002/02/08掲載 第5回BSE問題に関する調査検討委員会提出資料
○2002/02/07掲載 第5回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について<暫定版>
○2002/02/04掲載 第6回BSE問題に関する調査検討委員会の開催及び傍聴について
○2002/01/30掲載 第4回BSE問題に関する調査検討委員会議事録
○2002/01/22掲載 第4回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について<暫定版>
○2002/01/22掲載 第4回BSE問題に関する調査検討委員会の資料について
○2002/01/22掲載 第3回BSE問題に関する調査検討委員会の資料について
○2002/01/21掲載 第5回BSE問題に関する調査検討委員会の開催及び傍聴について
○2002/01/10掲載 第3回BSE問題に関する調査検討委員会議事録
○2002/01/08掲載 第4回BSE問題に関する調査検討委員会の開催及び傍聴について

<対応状況、対策、Q&A等>
○2002/04/23掲載 牛の特定危険部位の学術研究用への使用について
○2002/03/27掲載 BSE検査キットの不良品の確認について
○2002/02/01掲載 牛の背割り前の脊髄除去等の推進について(平成14年1月31日食監発第0131001号通知)


中国産冷凍ほうれんそう

1.これまでの経緯
* 中国産ほうれんそうの経緯
* 中国政府への申し入れの経緯

2.通知
* 平成14年3月20日(食監発第0320001号)
* 平成14年7月10日(食発第0710001号)
* 平成14年7月10日(食発第0710002号)
* 平成14年7月10日(食監発第0710001号)
* 平成14年7月10日(食監発第0710002号)
* 平成14年7月10日(公表資料:中国産冷凍ほうれん草対策の強化について)

3.違反状況
* 中国産冷凍ほうれんそうの違反状況 (PDF 12KB)
* 国内における中国産冷凍ほうれんそう違反事例
* 検疫所における中国産冷凍ほうれんそう違反事例

4.その他
* 輸入される冷凍ほうれんそう
* ベビーフード中のほうれんそうに関する実態調査結果

中国産ほうれんそう経緯

平成14年7月
監視安全課

(1)3月16日
 民間団体が行なった中国産冷凍野菜から残留農薬が検出されたとの報道がされた。厚生労働省では、ブランチング(下ゆで)された冷凍野菜の残留農薬の検査については、従来生鮮野菜の検査を優先していたため、実施していなかった。

(2)3月20日
 18品目のブランチング野菜に対して、モニタリング検査(10%)を実施。

(3)4月22日
 基準値を超えるパラチオンが検出(1.1ppm:基準値は0.3ppm)されたため中国産ほうれんそう(ブランチング野菜を含む。)について、100%のモニタリング検査を実施し、塩素系農薬項目を追加。

(5)4月26日
 民間団体が行なった外食のほうれんそうから残留農薬が検出されたとの報道がされたため、成分規格を超えるほうれんそうを取り扱う店舗を所管する東京都に対し調査を依頼。厚生労働省では、モニタリング検査でのサンプリング数を2倍に上げた。

(6)5月14日
 モニタリング検査実施より中国産冷凍ほうれんそうから、生鮮ほうれんそうの成分規格を超えるクロルピリホス残留が報告(4件)されたことから、輸入者に対して、輸入届出毎のクロルピリホスの検査を実施するとともに、中国政府に対して、農薬の残留防止対策が適切にとられていないほうれんそう及びその加工品を我が国に輸出しないよう要請。

(7)6月4日
 5月14日以降、成分規格を超えるクロルピリホスの残留が17件、ディルドリン(アルドリンを含む。)の残留が1件報告されたことから中国産ほうれんそうのモニタリング検査、自主検査、検査命令時のサンプリング数を4倍に上げるとともに、中国政府に対して、農薬の残留対策が適切にとられていないほうれんそう及びその加工品を我が国に輸入しな いよう再び要請。

(8)6月6日
 6月4日以降、成分規格を超えるクロルピリホスの残留が(3件)報告されたことから検疫所において、クロルピリホス及び有機塩素系農薬の検査を行っていない中国産冷凍ほうれんそうについて、流通・販売前に自主検査を実施するように輸入者に指導するよう要請

(9)6月14日
 6月6日以降、成分規格を超えるクロルピリホス残留が(6件)報告されたことから中国産ほうれんそうの自主検査、検査命令時のサンプリング数を8倍に上げた。その後、7月10日までにクロルピリホスに係る違反が 9件報告された。

(10)7月10日
 残留問題について、自由民主党から要請を受けたことから、検査命令時のサンプリング数を16倍に上げるとともに、輸入者に対して輸入の自粛を指導。さらに残留農薬の検査対象を塩ゆで等、簡易な加工を行ったものまで拡大。その後、7月15日までにクロルピリホスに係る違反が1件報告された。

検疫所での違反件数: クロルピリホス  40件
パラチオン  1件
ディルドリン  1件


米国: ペタルマ社の主張−消費者に信頼される基準

Contact: Randy Duranceau
707/283-2224
rduranceau@petalumapoultry.com

オーガニック基準は消費者の信頼が基本

カリフォルニア州ソノマ郡発 2002年6月17日

国内で最初の認定オーがニックチキンの生産者であるペタルマポルトリー社では「大手養鶏業者」によるオーがニック飼料と地鶏・野外放し飼いに関わる連邦政府基準の緩和、妥協への動きに対して反対している。USDAによるオーガニックラベル規則が20021021日に発効するに際して、ペタルマポルトリー社ではオーガニック飼料の投与は勿論、鶏が野外の新鮮な空気に触れ、太陽の光を直接受けることができる環境アクセスの必要性への擁護を訴えている。ペタルマポルトリー社ではオーガニック規則が今回、抜け道ができ、弱まる状況に強く反対するとともに、結果としてそれがオーガニック食品への打撃となり、消費者が純正オーガニック食品に対して持っている信頼を失うことになると述べている。

養鶏産業を代表して地元、ジョージア州選出の下院議員ナサン・ディール氏は米国農務省に対してオーガニック基準を緩和することを要望しており、具体的には従来の飼料やオーガニックではない穀物飼料を与えながらも、「オーガニック生育」のラベル使用を容認するというものである。現在、ペタルマポルトリー社の純正オーガニックであるロージーチキンの生育には認定されたオーガニック飼料だけを使用すること、一切の抗生物質や動物性副産物飼料の
使用を禁止する基準を厳格に守っている。

先月、テキサス州オースチンでは農務長官の諮問機関である米国オーガニック基準委員会が開かれ、すべてのオーガニックチキンの野外
(地鶏の生育)へのアクセスができる必要性について証言が行われた。ペタルマポルトリー社では、生産者は野外のアクセスが可能な、かつ非常に大きな鶏舎の中でオーガニックチキンを生育している。一方、養鶏家の一部ではこの野外アクセスの必要性について、経済的な事情からその条件を緩和することを求めているがペタルマポルトリー社はこうした野外での生育が人と同じように鶏がしっかりした健康な状態を維持するには不可欠だと思っている。

ペタルマポルトリー社の広報担当、ランディ・ドランソ氏が同委員会で演説を行い、オーガニック生育の対象となる畜産では、野外アクセスが可能となるようなヒューマンな管理が鍵であることを強調した。そして、「オーガニック農業の未来はオーガニックコミュニティを構成する農業従事者、中間業者、製品加工業者、そして小売業者がいかに消費者からの自信と信任を得ることができるかによる」と言うことを付け加えた。

(from Petaluma Poultry's web site)


 

米国オーガニック市場、世界のオーガニック(再掲)(英文のみ)

The US Organic Market

  • Estimates of consumer sales of organic food in 2000: up to $7.8 billion
  • Percent of $500 billion total retail food sales that is organic: about 1%
  • Growth in organic food sales each year since 1990: 20%
      – predicted growth through 2005: 18% - 22%;
      – predicted growth from 2005-2010: 12% - 18%
  • Acres of US organic farmland in 2000: 2 million; Acres of US organic farmland in 1997: 1.34 million
  • Largest organic category: fresh produce, with $2.2 billion in sales in 2000
  • Percent of all fresh produce sales that were organic in 2000: 2.7%
  • Percent of organic foods sales through the 7,000 - 8,000 natural groceries and health food stores: 55%;
      – through conventional grocers: 39%;
      – sold direct (i.e. farmers markets, community supported agriculture): 6%

Organic Farming Worldwide

  • Acres of organic farmland worldwide: 42 million
  • Estimates of global organic sales for 2001: up to $26 billion
  • Prediction of global organic sales in 2008: $80 billion
  • Government goals for organic land as a percentage of all arable land:
      – Belgium, 10% by 2010;
      – Germany, 20% by 2010;
      – Netherlands, 10% by 2010;
      – Norway, 9% by 2009;
      – United States, no goals;
      – Wales, 10% by 2005

US Research

  • Percent of USDA research, both numerically and fiscally, that is organic-focused: less than one-tenth of one percent
  • Number of certified organic research acres among the 886,000 research acres within the land grant system: 151 (.02%)

Who is the Organic Farmer?

  • Percent of respondents to the OFRF Third Biennial Organic Farmers’ Survey who said they would like to increase sales at the local level: 77%
  • Percent who said they plan to increase their volume of organic product marketed over the next two years: 74%
  • Percent who plan to increase their number of acres in organic production: 56%
  • Percent of organic farmer respondents with college degrees: 56%
  • Percent who have pursued graduate degrees: 18%
  • Percent of organic farmers surveyed who are female: 21%
  • Percent of respondents who indicated that their farms are single-family operations or family partnerships: 87%
  • Percent of respondents who indicated that their operations are all organic: 75%
  • Percent with mixed organic and conventional operations: 24%

The Many Faces of the Organic Shopper

  • Number of organic products sold by the Wal-Mart chain in German stores: 350 (including fruits and vegetables, milk products, cereal products, canned food and ready-to-serve meals)
  • Percent of consumers with incomes under $12,500 who told the Economic Research Service that organic foods are “extremely important”: 30%
  • Percent of consumers with incomes over $50,000 who told ERS that organic foods are “extremely important”: 14%
  • Percent of Spanish-speaking consumers in South Florida who say they look for a good selection of organic and natural foods when choosing a supermarket: 67%
  • Percent of English-speaking consumers in South Florida who say they look for the same: 31%
  • Organic foods purchasers motivated by health and nutrition factors: 66%
  • Organic foods purchasers motivated by environmental factors: 26%
  • Percent of the public identified as
      – “core” organic consumers: 6%
      – “mid-level” organic consumers: 35%
      – “periphery”: 59%

Environmental Concerns of Chemical-Based Agriculture

  • Miles of American rivers and streams contaminated by agricultural chemicals, erosion, and animal waste runoff: 173,000
  • Percent of waterway pollution caused by agriculture: 70%
  • Number of pesticides permitted to remain in milk (as of 1995): 100
  • Pounds of DDT used globally since its introduction: 5 billion
  • Estimates of annual pesticide use, globally: 4.5 billion to 5 billion pounds
  • Percentage of soybeans grown in the US that were genetically modified; about 55% (1999 estimates)
      – corn, about 35%
      – cotton, about 50%

Sources: Nutrition Business Journal, Organic Foods Report 2001; Organic Farming Research Foundation, State of the States, Searching for the “O-Word”, Third Biennial National Organic Farmers’ Survey; US Department of Agriculture, Economic Research Service; Foundation Ecology and Agriculture, Organic Agriculture Worldwide; Organic Monitor; Organic Newsline; Food Chemical News; The Hartman Group, Fall 2000 Organic Lifestyles Shopper Study; Natural Foods Merchandiser; Environmental Protection Agency; Wargo, John, Our Children’s Toxic Legacy (Yale University Press, 1998).; Consumer Union,Consumer Reports.

 


 


(編集後記: 2002年9月号)

前回、この欄ではワ
ールドカップ2002を始めとするスポーツの話題を書きました。結局、日本はトルコに敗れ、ブラジルがドイツを破り優勝しました。野球やゴルフなどスポーツの世界では"勝負"がつき、分かりやすいですが、「政治」に代表される世の中は勝負がつかないまま相変わらず小さな自己主張が多く見られます。ヨハネスブルグで開催中の「世界環境サミット」に米国のブッシュ大統領が出席しないことに多くの人々が落胆しています。この数ヶ月、世界各地に見られる洪水や米国中部を含む旱魃、そして南極の氷山浮遊に見られる自然破壊は、地球が「有限」であることを示しています。Sustainableの意味を我々は改めて考えるこが必要のように思います。その意味でもペタルマ社の主張するオーガニック基準への厳格な考え方は21世紀の方向、そして良識を示す好例であり、大きな主張につながる第一歩のように感じています。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 
このホームページのキーワードはひたすら「オーガニック」です。皆様からのご意見、お気付きの点など、何でも結構ですからお送り下さい。ご利用の皆様にとって、ニュースレターを読むのが楽しくなる、そんなホームページにするよう、これからも頑張りたいと思います。

(過去のニュースレター)

2002 -Jun  -May -Mar 
2001 -Dec 
-Sep   -July  -May  -Apr -Jan 
2000 -Dec   -Nov  -Sep  -Aug
-Jul -May -Apr -Mar  -Jan
1999 -Dec -Nov -Sep -Aug -Jul -Jun -May -Apr -Mar -Jan
1998 -Dec -Nov


[ Home | Newsletter | Products | Customers| Shopping | Network | About Us ]

Please send your comments and suggestions: hosoi@earthlink.net

back to top


Last update: 2002/11/02

© 2002  MLT International Inc. All Rights Reserved.
Design/management by Brainet Associates, Ltd.