『こだわりの食材から生まれる本格派日本料理の店』
ここ、稲葉には数えきれないほどの美味がある。毎日打ちたての「米沢板嵩麦」、そして銀座の職人が揚げる天ぷらに引き続き、今回は健康にもこだわるこの店の真髄、さらに美味の秘訣をご紹介させていただこう。オーガニック食材の専門商社、organic-MLT.com社(URL:www.organic-mlt.com)から提供される食材の数々。その中でも鶏肉は抗生物質、ホルモンを一切投与せず、脂肪分も普通より26%低く、おいしく安全。その安全性と確かさで全米N01の規模でオーガニックチキンを生産しているペタルマロッキーチキンのみを使用している。同店の「テリヤキチキン」を一口味わえばすぐにその違いは分かる。やわらか〜いお肉からジュワっと広がる肉汁のうまみはまさに極上の味わい。そんなナチュラル素材をカラッと揚げたチキンカツレツ、ポークカツレツ、そして和風にさっぱり仕上げたビーフも超お薦め。
さらに天ぷら油はコレステロールの少ない純正植物油と胡麻油を使用。職人が一時も目を離さず、真剣にあげるタイミングはまさに本物の技と言える。それでこのサクっとした歯応えとほんのり口中に広がるゴマの香りが楽しめるわけだ。車海老など日本から直送の食材にもこだわりが感じられる。本場の江戸前仕事でさばかれる魚。切り身は使わず、いいところだけを惜しみなく使う職人の心意気はさすがである。米は最上級のものを使い、その上リーズナブルなお値段。さらにお酒好きの方にはこれ「本日のおつまみセット」。日替わりで北海道から直送された肴をつまみながら美味しいお酒を藩ち着いた店内のバーで1杯。その後はもちろんそば、天せいろで締める。
「そば粉は喉ごしを重んじ、中力粉のみを使用、全ての味の決めてとなる出し汁は化学調味料を一切使わず、昆布、かっおだけで仕上げている」と語る、板長阿部氏。そんなこだわりと職人の持つ気っ風の良さはここ稲葉にしかない。
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