This Month Topics
今月の話題
● 米国の有機食品事情
● ショッピングコーナー
(鋭意準備中です)
引き続きご愛顧頂きまして
誠に有難うございます
Petaluma Poultry Processor
今、日本各地で大変に好評です
"Rocky Brothers & Rosie"
オーガニックチキンでは
全米の生産者の中で
No.1を誇ります
米国の認証団体関連リンクOrganic Certifiers in the U.S.A.
-Organic Certifier's by Area
(International, National, State) |
アメリカ・オーガニック食品事情
(雑誌−NHK「きょうの料理」
1998年9月/10月より)
(空前のプーム)
最近、アメリカのスーパーでは一般の野菜や果物に混じって、オーガニックものが普通ものに比べると5割高です。キャベツに至っては、何と2倍。それでも、オーガニック食品の売り上げは1991年から毎年20%の伸びを見せ、1996年には35億ドル産業に成長しました。
(認証団体が細かくチェック)
現在、アメリカでは44のオーガニック認証団体があり、個々に認定方法を設定しています。認証団体の一つであるNOFA(Northeast
Organic Farming Association)マサチュウーセッツ支部長、リンダ・シムキンスさんによると、「年に一度、オーガニック農家は詳細な農業方法の報告書を提出。土への混入物、種や道具類の置き場所、使えない物、使わなければならない物などを書き込み、お金を払って登録する。調査官が年に2度、抜打ち検査を行い、農場を見て歩き、農薬や除草剤を使っていないか、戸棚や物置などあらゆる場所をチェックする」
(オーガニック農業の基本は土作り)
現在、アメリカの農家約200万戸の内、オーガニック認定農家はほんの1万2千戸ほど。20年以上オーガニック農業に従事してきたシミキンスさんは「オーガニック農業で一番大切なのは土です。私達は土を作っています。健康な土があれば健康な体があるのと同じで、野菜は病気になりません」棚や物置などあらゆる場所をチェックする」
(連邦基準を巡る論争)
遺伝子組み替え食品、放射線の照射食品、市営下水の泥を肥料として使用することはビッグスリーと呼ばれ、これらをオーガニックとして認める条項については、オーガニック食品生産者、関係者、消費者などが反対運動を繰り広げています。これらの運動の効果があり、政府は5月に入って、この3項目をオーガニック食品の基準に含めないことを発表しました。法案は一度白紙に戻され、新しいものを考え直すことになっているので、次はどんな内容になるのか注目を集めています。近い将来、日本でもガイドラインではなく、オーガニック食品に関する法律が制定されるでしょう。
(文・田原知代子、取材協力・高橋邦典、ほか)
|
|
A
Message from French Meadow Bakery
Lynn Gordon, President |
(消費者にやさしい製品を)
「最も自然なパンを作りたい」、ただそれだけの気持ちから当社製品は生まれました。"ほんもの"指向の皆様にお届けする、私共のベーカリー製品はイースト菌の使用が当たり前となるずっと前からの古くから伝わる製法をそのまま採用し、熟された時間が生み出す素晴らしい製品です。勿論、原料はすべて自然のままのorganically
grownです。詳しくは当社案内書(英文)をご参照下さい。
(なぜイースト菌を使わないのか)
パンを作る際、醗酵のために「イースト菌」が使用されるようになったのは、実はバクテリアの効能が醗酵を助けることとして認識された18世紀半ばのことなのです。今では当たり前の製法が本当はパンを作る際の醗酵時間を節約するために発明されたのでした。それは人工的であり、そこには実は失った自然,があるのです。最も自然に近い、本物のパンはイースト菌の替りに「時間」を使います。そのことによって、アレルギー症の防止、消化促進、胃腸のバランス維持などに有効なのです。そして、醗酵に必要な時間が作り出す健康や味への効果も見逃せません。
(MLT社を通じて日本にお届けします)
この度、MLT社との提携を通じて、日本の消費者の皆様にも、米国生まれの古くて新しい製法、「時間が熟成する健康ベーカリー製品」をお届けします。同社の「ほんもの」指向、自然、健康、新鮮などへの正しい理解、そして有機食品の普及に対する並々ならぬ熱意と心意気を感じています。なお、実際の製品の輸出には最良の品質管理など若干時間を掛けて解決する点もありますが、まずは当社が自信をもって提供する「ベーグル(bagel)」から日本市場に近々、お目見えすることになりましょう。詳しくはMLT社にお問い合わせ下さい。
−リン・ゴードン、フレンチ・メドー・ベーカリー社長 |
(編集後記-Notes from
the Editor for October 1998)
先月号に引き続いて、米国に於けるオーガニック食品事情についてお届けします。雑誌「NHKきょうの料理−なるほど!
ダイドコロジー(42/43)」の9月、10月号に参考になる記事(文:田原知代子女史)がありましたので、これを引用しながら東部マサチューセッツ州の事例を説明しました。また、米国にはオーガニックの認証団体が数多くありますが、「国際基準−米国基準−州基準」に各々に準拠した団体をインターネット上で参照することができます。参考情報としてご利用下さい。当ニュースレターでは出来るだけ内容を工夫しながら皆様のお役に立つ情報の提供を続けていくつもりです。
(過去のニュースレター MLT's Newsletter
Archives)
-July, 1998
-September, 1998
|
|